(2017年3月完工)
資源循環局様の市内事務所にて、空調機器の更新工事を行いました。
老朽化した事務所空調機器の全面更新工事を行いました。
今回の工事では機器を中心に入れ替えを行い、
配管はほんの一部のみの更新です。
まずは養生です。
コピー機やパソコンなど、塵や埃に影響を受けやすい機械設備には特に気を使います。
場合によっては養生フィルムでカーテンを作り防護します。
今回の工事では天井裏に配管されている換気設備の一部補修を行いますが、
ちょっと変わった形の天井で階高が高いため、室内に足場を組んで天井を解体します。
傾斜がついた天井の一面をばっくりいきます。
更新する換気部材です。
配管途中の換気機器をつなぎ込むのに使用するたわみ継ぎ手です。
外回りでは、空調用室外機の入れ替えを行います。
本工事では、室外機9台+室内機15台で計24台の機器を入れ替えますが、
屋上に設置されたやや大型の室外機の搬出入にはクレーンを使用します。
既存機器を撤去します。
続いて新しい機械の吊り込み&設置です。
部屋内では順次室内機の更新を行っていきます。
施設は営業したままでの工事となるため、
職員の方の休憩時間やお休みなどを活用して計画します。
既存の状況です。
撤去すると天井にぽっかり穴があいた感じになります。
新しい機器を設置します。
昔の機械を最新のものに入れ替えると大きさが違うことがありますが、
「ワイドパネル」という付け足し部材を使うことで
表面を隙間なく仕上げることができます。
仕上げ工事に移ります。
解体した天井を元に戻します。
下地鉄骨を組んだあと、ボードを貼ります。
3つ開いている長方形の穴は、照明器具用です。
ちょっとわかりにくいですが、表面をクロス(=壁紙)で仕上げます。
照明器具を戻し、復旧は完了です。
諸々のテストや検査を終えると、
室外機に貼るカッティングシートが出来上がってきました。
メンテや将来工事の際、簡単に見分けることができます。
これで工事は完了です。