(2017年3月完工)
市内水再生センターの防火ダンパーとファンの更新工事を行いました。
ダクトには火事が起こったときに被害が大きくなるのを防ぐために、火が回りこまないようにシャットダウンする防火ダンパーという製品が組込まれています。
今回はこの防火ダンパーと、送風機(ファン)の更新工事を行いました。
施工前の状況です。
上から2枚が防火ダンパー、一番下が送風機です。
別の送風機の破れてしまったキャンバス(たわみ継手)の交換も行います。
まずはダンパーの更新工事です。
古いものを撤去していきます。
ダンパーは信号盤に繋がれていて、異常を感知すると電気信号を発信する仕組みになっています。
新しいダンパーを組み込みます。
続いて破損した送風機のキャンバスを交換します。
まずは破れたキャンバスを撤去します。
キャンバスに限らず、つなぎ目は空気が漏れないようにシールを施します。
新しいものを取り付けます。
最後は送風機の更新工事です。
送風機は大まかな大きさを表すのに“番手”という単位を使います。今回のものは6番手。送風機の中では小さいものですが、それでも500kg以上あります。
まずは撤去。周囲のダクトも含めてキレイさっぱり取り除きます。
いよいよ新しい送風機の搬入と設置です。
デカイので安全には要注意。
機械を据え付けたら、ダクトを繋ぎなおします。
この後、ダンパーもダクトも塗装後に動作試験を行い工事完了となりました。