(2017年12月完工)
市内小学校の給水管改修工事を行いました。
現在ポンプや高架水槽を使って水を供給している設備の一部を、メーターからの直結給水方式に切り替える工事がメインとなります。
現状の配管はそのほとんどが埋設されていますが、新しい配管は出来る限り露出配管で行います。

外壁部分は高所作業車を使用します。

夏休み中とは言え、高所作業車はバリケードに鍵をして保管します。

短納期かつ他の管との干渉問題を避けるため、なるべく露出で配管します。

トイレは今回の工事範囲に入っていないので、室内のメインは廊下の流しと特別教室になります。
廊下の流しは昔から変わらないこれ↓です。

裏配管をやり替えるので、一旦取り外します。

裏配管をやり直します。

理科室や家庭科室などの特別教室も新しくなります。

外回りの露出配管には保温巻きを行います。


露出配管がメインでしたが、学校は色んなところに水場があります。色んなところを掘り返して配管しました。



プール系統の配管から漏水が発生しているとのことで、追加工事となりました。施工前の状況です。


こちらも露出で配管し直します。


最後に一番手間のかかるメーター(量水器)の更新です。メーターそのものは横浜市からの貸与品ですが、給水の一部直結化に伴い一つ大きいメーターに交換します。
新しいメーターは敷地内の路面を掘って設置します。掘削前に表層のアスファルトをカッターで切断します。

掘削が終わったところです。

新しいメーターの設置位置まで配管を持っていきます。

埋め戻すとき、中間層にブルーの標示シートを敷きます。今後別の工事で同じ場所を掘ったとき、誤って給水管が傷つけられないようにするためです。

メーターはメーターボックスで保護します。メーターボックスはコンクリート製で大きく重いため、沈み込まないように下地をよく転圧して砕石を敷き、その上に設置します。

メーターボックスを設置します。


まだメーターは付いていません。水道局に立ち会って頂き設置となります。

掘り返したところ全てのアスファルトを復旧して、完了となりました。









