(2016年10月完工)
市内の中学校で古くなったトイレの改修工事を行いました。
中学校トイレの改修工事です。
和式トイレから洋式トイレへの変更だけでなく、
給排水配管の更新工事も行いました。
今回の工事は夏休み期間中に収まりきらないため、
仮設トイレを設置します。
建築さんで用意された仮設トイレに給排水管をつなぎます。
仮設トイレを使って頂いている間に本体工事をします。
各階の給排水は下の階の天井裏に配管されています。
施工前。
この天井裏配管をはじめとして、
まずはこの既存配管をすべて撤去します。
撤去が終わったら配管を更新します。
天井裏。
タテ管も更新します。
この学校は床スラブのコンクリートが非常に分厚く、解体に苦労しました。
男子トイレの小便器や流し台などの配管もやり替えます。
1階トイレには地下にピットがあり、そこに配管されています。
出来上がりはこのように。
排水管は外回りのつなぎ込み部分も更新します。
地震が起こってもある程度耐えられるたわみ継ぎ手を挿入します。
上から施工前、既存管を切断したところ、施工後です。
換気設備も更新します。
天井内、ダクトと換気扇の設置です。
外の排気口(ベントキャップ)も取り替えます。
雨水や虫が入りにくい構造になっています。
出来上がりはこんな感じです。吸い込み良好。
学校の工事は夏休みに行うことが多いですが、
間に合わないときは今回のように仮設トイレなどを設置することもあります。
また、スムーズに工事を完了させるためには
建築さんとの綿密な打ち合わせが非常に重要です。