(2016年3月完工)
横浜市中区の公立高校で雨水配管の改修工事を行いました。
雨水竪管が劣化とともに腐食し水漏れがひどいとのことで、
可能な範囲の配管替え工事を行うことになりました。
施工前の状況です。
たしかになかなかの状況です。
現調の日は雨天ではありませんでしたが、
以前漏水したときの水が床スラブを濡らしていました。
下準備期間を経て工事ですが、まずは養生です。
今回取り扱うメインの配管材料は「耐火二層管」というもので、
管径も比較的大きく重い上に、1階から8階まで広範囲での工事となるので
全面的に養生します。
いよいよ本工事に入っていきます。
既存管を撤去します。
改修工事なので、途中途中仮つなぎしながら徐々に進めます。
配管が完了したら、管が動かないように壁から支持を取ります。
既存管部分はサビ止めを塗り、保温をやり替えます。
壁内の配管をやり替えるために解体した壁の補修を行います。
まずは耐火ボードで穴を塞ぎ、、、
吹き付け塗装をするとほぼわからなくなりました。
これで完成です。
結構骨の折れる工事となりましたが、
施設が稼働したまま行う改修工事では常に工夫が必要です。